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折紙の逆問題:折り畳み可能な湾曲する筒を成形する折線パターンとその規則性
*石田 祥子(明治大学 先端数理科学インスティテュート), 野島 武敏(明治大学 先端数理科学インスティテュート), 萩原 一郎(明治大学 先端数理科学インスティテュート)
湾曲している筒が与えられた時に,それを折り畳むために必要な折線パターンを導く手法を示す.1枚の紙で自由曲面を表現するには,自由曲面の多面体近似および切り込みや中抜きが必要であるが,中抜きせずにその部分を折り畳むことにより,規則的折線パターンを維持したまま,湾曲する筒の折り畳みモデルを得ることができる.